お客さんに「きれい!」の一言をもらえるように
 
福嶋 勝彦さん(西福岡民商)
 ご両親が商売をしていたことから、自分もサラリーマンには向いていないと思い、大学を卒業して、家業の肉屋を手伝い、半年後、店の一画に青果店を開業しました。お兄さんが青果市場の競り権を持っていたので、その競り権を利用して、市場の競りに参加していきました。

 その青果市場にも花があり、店に置くと意外と売れるので「花屋も良いかな」と、本格的にとりくみだしたのが、30歳の時です。ちゃんとした花を仕入れるために唐津の生花市場に行き始め、今では、青果より花の方が主となっています。フラワー装飾技能士1級(国家試験)、フラワーデザイン1級(日本フラワーデザイン協会)も取り、結婚式や葬式など何にでも対応できるようにしました。また、10年ほど前から、フラワーデザイン教室を週1回開いています。

 最近は、新しい素材が次々とでているので、市場に出たら、すぐに使ってみたり、講習を受けたり、同業者と意見交換をしながら、お客さんに喜んでもらえる花を提供できるようにしています。洋風の花ばかりでなく、生け花の先生の所からも注文があります。中には、10年以上も取引をしているのに未だに会ったことのない対馬在住の先生もいたりして、福嶋さんの花に対するこだわりがお客さんを引きつけています。

 そんなまじめな福嶋さんの姿を見て、娘さんの千洋さん、幸代さんが手伝ってくれています。資格も取り、少しずつアレンジの仕事や配達を任せるようになっています。お二人には「予算内でよりよいものを。渡したときのお客さんの顔や反応をよく見て、『きれい!』の一言をもらえるように」と、いつも言っています。この言葉を大切にして、がんばっている福嶋さんです。
 
 

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ふ く し ま

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