モチモチうどんが好評
田中 仁史さん (柳川民商)
 天飩茶屋「たなかうどん」は、久留米の210号線バイパスを日田方面に向かい、久留米インター入り口信号の高速道路のガードをくぐって数百メートルのところにあります。

 店は元運送会社の倉庫物を改装したもので真新しく大きな立派な建物です。田中仁史さん(29才)のお父さんが52歳で脱サラし退職金や預金を資金にして、4年前に開店しました。 仁史さんはカレーの名店「シャトー文雅」で5年間腕を磨き、店のオープンに合わせて戻ってきました。お父さんも1年半程うどん店で見習い修行をしました。

 うどんメニューも10数種類と豊富ですが、中でも好評なのはカレーうどんで特に女性に人気があります。個性あるうどん店として地元雑誌にも紹介されるほどです。「たなかうどん」の特徴は麺にあります。通常の店ではうどんの玉をケースに入れて準備していますが、同店では、うどんを釜の水に湿しておき、お客の注文があったとき釜から直接出し温めます。そのため麺がモチモチしており、これがお客に好評となっています。うどん以外にも定食やザルもあります。 バイパスの裏側に会社が多くあることから、お客さんはサラリーマンが多いといいます。

 バイパスを行き交う車から店の看板が良く分るように、店名を黄色地に黒で書き目立つように工夫しています。 看板は白地に黒という店が多いので、下地を変えたといいます。

 営業時間は午前11時から午後9時まで。お客が最も多いのは11時過ぎから2時頃まで。 お父さんは6時で帰り、後は9時閉店まで仁史さんが受け持っています。店は仁史さんと奥さん、お父さんとお母さん、アルバイト2人の6人でがんばっています。

 
 
天飩茶屋「たなかうどん」

 久留米市山川沓形町3-7
 (0942)44-7888