2011年06月のお知らせ

 

震災復興と地域経済再建、経営力アップを交流【経営交流会】

6月5日、福商連主催の「地域経済と商売伸ばす民商づくり交流会」を春日市・クローバープラザで開催しました。県下から38人が参加。三輪俊和健和病院看護学院長が、「地域経済再生と中小企業」と題して講演。午後は、籾井準也経営対策担当事務局員が問題提起をしました。
 討論では、「県と交渉は必要」、「商工会は商売の知恵の交流いっぱいやっている、国への反対運動の大事だが、経営知恵の交流が必要」、「民商は商売の援助をしないと会員も増えない状況」、「『経営革新』計画の活用で補助を受けることも必要」、「会員が『今日は客がゼロ』の声をよく聞くので『民商クーポン券』のとりくみを始めた」、「生き延びている食堂などは味がおいしい。どの業種でも『あの人に頼めば間違いない』というし尿が大事」など、商売を伸ばす立場での意見が次々出され、元気をもらう交流になりました。
(2011.6.27[Mon])

県の融資制度全てで最長3年の元金返済猶予などの回答【対県交渉】
6月3日、福商連は「福岡県民の会」とともに、大震災対策を中心に県との交渉を行いました。福商連は宮本会長など7名が参加しました。
 県側には「大震災影響アンケートのまとめ」や商工新聞記事を渡して、中小業者の厳しい実情や、昨年秋から全国でも県内でも急速に広がっている住宅リフォーム助成制度創設の状況を明らかにし、交渉を行いました。
 融資の要望について県は、@震災関連特別枠融資は年利を1.4%に引き下げ、従来の緊急経済対策資金も同じ1.4%にした、A今年4月1日から、緊急経済対策資金だけでなく県の融資制度全てで最長3年の元金返済猶予措置をとった、B予算枠が不足すればすぐに増額したいとこたえ、ある程度前向きの姿勢を示しました。とくに元金返済猶予3年・返済期間最長13年は、福商連がずっと要求してきた「元利据え置き3年」に近ずくもので、全国でもすすんだ内容です。元利据え置き2年を使ったあとでも可能です。
2011.6.26[Sun]

全商連の福岡総会にむけ飛躍を決意【第49回福商連定期総会】

 5月15日に開催された第49回福商連定期総会は、全県から183人の代議員が参加。今後1年間の方針案、決算予算案などを全体会と8つの分散会で討議しました。その結果総会に提案された議案は全て満場一致で採択され、来年5月の全商連福岡総会に運動と組織の大きな前進の中で全国の仲間を迎える第一歩を踏み出しました。
2011.6.25[Sat]

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