2012年08月のお知らせ

 

水害対策(融資や直接補償)を県に要求
7月31日、福商連と八女、柳川、甘木朝倉、南福岡の4民商は、福岡県に今回の豪雨被害対策を要求して交渉・懇談を行いました。
 各民商からは「精肉卸の会員は冷蔵庫や肉の切断機など機械類、冷蔵庫の中の肉が全部ダメになった。ゴザ製作の会員は8台の機械が全部動かずお手上げ状態。車2台もダメになった。みんな途方に暮れており、どんな支援を受けられるのか情報がなくて困っている。早く対策が打たれないと、再起への気持ちも折れてしまうおそれがある」など甚大な被災状況と抜本的な救済策が喫緊の課題であることが強く訴えられました。
 これに対し、県当局は「要請されている年利・保証料ゼロの追加融資については、内容はまだ固めていないが過去の対応や被害の状況、福商連の提案もふまえて検討する。返済条件の緩和に柔軟に対応せよとの要望は当然であり、保証協会や各金融機関に要請した」と水害対策追加融資や返済条件の緩和については前向きな回答がありましたが、一番切実な直接補償はゼロ回答でした。
(2012.8.2[Thu])

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