2012年10月のお知らせ

 

改悪国税通則法とどうたたかうか・・・税金問題交流会
 福商連は、9月16日、スコーレ若宮で井ノ上繁利税理士を講師に税金問題交流会を開催しました。昨年11月に改悪された国税通則法の下で今後税務行政がどう変わるか、特に税務調査などにどう影響が出るか、納税者の権利をどう発展させていくか学習しました。
 講演は、改悪通則法の実施(13年1月)を控え国税庁が示した通達案を検証する形ですすめられました。今回、国税通則法が変わっても基本的な納税者の権利や税務運営方針が変わるわけではない、税務運営方針を守らせることが大切と説明しました。
 午後からの分散会では、講演の感想や税務調査の状況、学習会計画について熱心に討論を行いました。分散会後、出された質問に対して井ノ上税理士から説明してもらう全体会を開き、予定していた時間をオーバーして次々と質問が出されました。参加者は、井ノ上税理士の丁寧な回答を熱心にメモに取っていました。
 最後に商工新聞8月27日号に掲載された漫画を使った「改悪国税通則法ここがポイント税務調査対策」は大変わかりやすいと紹介しました。
(2012.10.10[Wed])

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